カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2008年9月 8日 (月)

スピリッツ購読26年目の危機?

  今週号の「ビッグコミック スピリッツ」を読んで一言。

  「何じゃ、こりゃ。」

  はっきり言って、このまま「スピリッツ」を買い続けるべきか私は真剣に悩んでいる。

  82年7月の創刊35冊目から、ずーっと買い続けてきたが、これまでにも何度か購読を止めようかと思った時はあった。

  80年代中期、それまで隔週だったのが週刊になり、作品の質が急激に低下した時。

  80年代中期~後期、やたら女性キャラの裸のシーンが多くなった時。

  そして、この数年の掲載作品のつまらなさ。

  正直、今年になってから積極的に見てるのは「気まぐれコンセプト」と「MOON」だけ。あとはパラパラパラと見て、2度と読み返さない。

  どうして、こんなつまらない雑誌になっちゃったかな~。かつては日本の漫画雑誌の中で1番面白かったのに。私の大人の社会の教科書でもあったのに。

  「めぞん一刻」や「ぼっけもん」から大学生活の楽しさと就職の難しさを教えてもらい、「多少難あり」(「なぜか笑介」の前身)でサラリーマン生活の大変さを教えてもらい、「瑠璃色ジェネレーション」や「辛口ペパーミント」から大人の悲哀を教えてもらい、「傷追い人」や「軽井沢シンドローム」で男の生き様を教えてもらったもんだよ。

  発行部数も今や約37万部だって。昔は100万部を軽く突破してたのにな~。

  そして、今回の出来事だよ。「ヤンサン」が休刊になったからって、半数近くの作品を「スピリッツ」に持ってこられてもな~。

  作品って、その雑誌の「色」に合わせて作られないか?「ヤンサン」には「ヤンサン」の「色」があって、「スピリッツ」には「スピリッツ」の「色」があるでしょ。今週号なんてバラバラ感がアリアリだったよ。

  それに、あんなにたくさんの作品が途中掲載されても、全く思い入れが無いし、かえって戸惑ってしまうだけ。例えるなら「いつの間にやら古株になり、馴染んだ職場だったのに、急に他所からたくさんの転勤者が来て、職場の雰囲気がガラッと変わり、居づらくなってしまった」感じかな。えっ!わかりづらい?

  大体掲載作品が多すぎて、全作品を毎週載せられないのもどうかと思う。

  休刊した「ヤンサン」の発行部数が約20万部。そろそろ「スピリッツ」も後が無いぞ。

  さて、来週号からどうしたものか・・・。

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2008年8月 7日 (木)

10年分の4ヶ月

  この10数年、小説を1冊も読まなかった(途中で断念が1冊・・・)私が、「フルメタル・パニックシリーズ20冊(現在刊行している全て)を4ヶ月で読んでしまった。残すところ、あと1冊のみ(作者曰く)である。

  今年でシリーズが始まって10年経つんだけれど、今年の3月までその存在すら知らなかったんだけどな~。なのにBS11で放送してるアニメを見てハマり、10年分を4ヶ月で読んでしまった。あと1冊のところから読み始めてしまい、10年間ずっと付き合ってきたファンに何だか申し訳ないね。

  まあ、各巻の「雑感」はいずれ述べるとして、話が動き出した「つづくオン・マイ・オウン」から最新刊「せまるニック・オブ・タイム」までは、時間を忘れて一気に読んじゃったよ。長編4冊と短編集2冊を3日間で読みきったもんね。それくらい引き込まれちゃった。

  特に最新刊は衝撃的だったな。だって、10年間続けてきた今までの話や世界観は一体何だったの?・・・っていう展開なんだもん。これまでの事は全否定ですか?・・・って思っちゃったよ。これまでの矛盾点全てを正面から捉えてまとめようとしてるけれど、果たして残り1冊で大丈夫なんだろうか?

  次巻を早く見たいような、見たくないような・・・今はそんな複雑な気持ちだよ。

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2008年6月17日 (火)

「放っておけない一匹狼?」雑感

  「フルメタル・パニック!」の短編集第1作。

  短編は長編と違い、軍事スリラー要素は一切無し。相良宗介と千鳥かなめが通う陣代高校を舞台にしたドタバタ・コメディ。長編から登場人物とその設定だけを借りた、別物となっている。

  それにしても、職場からの帰宅後に数時間読んでるだけなのに、2日あったら読んじゃったよ。なんて読みやすいんだろ~。さすが「ライトノベル」だな~。まあ、「ウィキペディア」で「ライトノベル」の定義を調べたら、決して「軽くて読みやすい」だけじゃないんだけれどね。

  さてさて、では収録作品はと言うと・・・

「南から来た男」

  アニメ2期の「ふもっふ」の第1話でもある作品。

  ある日、宗介の靴箱に何者かが不審物を入れた形跡が。宗介は危険物とみなして靴箱ごと爆破したのだったが、実はそれは宗介へのラブレターだった・・・。

 まあ、基本ラブコメなので、どの短編も長編よりもストレートに宗介とかなめの互いに対する気持ちが描写されているかな。それにしても、かなめに「くぬっ、くぬっ!」と蹴られまくる宗介は面白いが、佐伯恵那嬢がかわいそうだったな~。いい娘なのにね。

「愛憎のプロパガンダ」

「恋人はスペシャリスト」

  2話でセットの作品。実際、アニメ1期では、まとめて1つの話になっていた。

  ある日、かなめを中傷する悪戯書きが学校中のトイレに。その中傷を信じた宗介は、早速犯人探しに乗り出すのだった・・・。

  後にかなめの親友になる稲葉瑞樹が登場。でも、私は瑞樹があんまり好きじゃ無いんだな。この娘が出ると、妙にドタバタ度が増すんだよね。

「鋼鉄のサマー・イリュージョン」

  クラスメートたちと海に来た宗介とかなめ。でも、水着姿のかなめを見ても関心をもたない宗介にかなめはがっかり。ちょっとした事(?)で喧嘩をし、かなめはその場を飛び出してしまうのだった・・・。

  「ふもっふ」では結構好きだった作品。かなめの宗介への想いと、不器用で普段は表には出さないけれど、かなめを必死で助けようとする宗介にジ~ン。そして最後のシーンでニヤニヤ。

「芸術のハンバーガーヒル」

  学校行事で写生大会に来た宗介とかなめ。クラス代表のモデルに宗介がなった事から2年4組の悲劇が始まった・・・。

  「ふもっふ」でも見たけれど、ただただ宗介もかなめも暴走しまくってる作品。しかも、今回は宗介とかなめだけじゃなく、陣代高校2年4組の面々も尋常じゃ無いほどのパワーを見せている。

「シンデレラ・パニック!」

  書き下ろしだけれど・・・必要かな・・・。

  ・・・と、言うわけなんだけれど、あ~、陣代高校に通いたいな~、楽しそうだな~と思った。・・・と言っても、もう40近いんだけれどね。

  あと、絵は四季童子氏の挿絵が子どもっぽすぎて、アニメの方がいいな~って思った。四季氏の方がオリジナルなんだけれどね。なんせ、アニメから入って逆流してるので・・・。

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2008年6月15日 (日)

「戦うボーイ・ミーツ・ガール」雑感

  BS11で放送中のアニメを見て「フルメタル・パニック!」にハマってしまった私は、遂に原作を購入。その原作の第一巻が、本書「戦うボーイ・ミーツ・ガール」

  小説なんて買ったのは10年ぶりくらい。ちなみに10年くらい前に買った「アクロイド殺し」は途中で読むのを中断して現在に至る。だから事件は起きたが犯人はわからず、私の中では迷宮入り事件なのだ。

  んで、読み始めてビックリ。何て読みやすいんだろう。10年近く小説を読んでいなかったのに、わずか数時間で読みきってしまった。御幣があるかもしれないが、平易な文体で説明的な描写も少ない。特に人物描写などは必要最低限って感じ。これ、アニメで見てなかったり挿絵がなかったりしたら、人物像を想像しにくいな~と思う。でもアニメから逆流してきた私にとっては、しっかりと映像が思い浮かぶんだよね。もちろん声も声優さんの声に脳内変換。うん、だから読みやすかったんだろうな。

  さて、ちなみにあらすじは・・・

  普通の高校生・千鳥かなめの前に現れた謎の転校生・相良宗介。実は彼は秘密の軍事組織「ミスリル」の兵士で、千鳥かなめの護衛をするために来たのだった。戦場育ちの彼は日本の学園生活になじめずトラブル続出。そして遂に、敵の魔の手が千鳥かなめに襲いかかるのだった・・・。

  って、こんな感じかな。ああ、よくあるって思うかも知れないけれど、アクションとスリラーとコメディのバランスが絶妙なんだよね。

  んで、最大の見せ所(読み所)は、やっぱりハイジャックされてからの一連の攻防だろうね。アクションの連続で手に汗握るよ。アニメでも迫力のあるシーンの連続だったっけ。しかも敵のガウルンが強い強い。やっぱり敵が強くてカリスマ性がないと面白くないもんね。

  で、最後のエピローグでジ~ンと来て、最後にニヤニヤなのだ。あ~、面白かった。早速、明日は「放っておけない一匹狼?」を買おうかな。

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2007年11月11日 (日)

デアゴスティーニってさ・・・

  デアゴスティーニの雑誌のCMをよく見かけるが、テーマが「コロンボ」に「蒸気機関車」に「ハーレー・ダビッドソン」等と、節操が無いと言うか、ホント何でもありである。あまりにもテーマが細分化されていて、しかも「そこを突くか~」と言いたくなる位間口の狭い部分を突いてくる為、マニア以外は買いそうも無い雑誌ばかり。人事ながら、採算取れてるんだろうかと心配になってくる。

  かく言う私も、1シリーズだけは全部揃えたことがある。それは、このブログでも時々名前が出てくる「週刊 THE MOVIE」である。

  創刊号(表紙はサイコ)のCMを見て、これは絶対買わないと!と思い、すぐに購入。写真も多いし、解説やエピソードなども盛り沢山で気に入ったので、次の週からも買うことに決定。結局2年間買い続け、映画の100年間の歴史(その時点でね)を網羅することができた。今でも何度も読み返すなど、私にとってはバイブル的存在。

  そう考えていくと、やっぱり何だかんだと言っても、どのシリーズでも全部揃えれば貴重な資料として役立つんだろうね。逆に揃えないと意味が無いと言うか・・・。ただし、揃えるのは根気がいるぞ~。

  ところで、デアゴスティーニって、もともと地図の会社だって知ってた?

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2007年6月17日 (日)

マイク・ハマーの一言

  久しぶりの個人的な名言・名ゼリフシリーズ。

  ミッキー・スピレイン「裁くのは俺だ」より。(早川書房 中田耕治訳)

  「楽なものだよ」

  このセリフがいつ、どのような状態で出され、どんな意味をもっているかは作品を読んでもらえればわかるので割愛。ただ、本書のみならず、ミッキー・スピレイン型のハード・ボイルド全体を象徴している言葉だと思う。

  ではミッキー・スピレイン型ハードボイルドとは何かと言うと、「タフガイでクールで女にもてる私立探偵が主人公で、アクションやバイオレンスシーンが多い」ハードボイルドの事。そう、一般的にハードボイルドと言われて、みんなが持つイメージこそがミッキー・スピレイン型なのだ。

  私は本書を読む前にレイモンド・チャンドラーの作品に出会い、正統派ハードボイルドに心酔していたので、決して著者や本書のファンではない。ただし、大ベストセラーになり、世界中にハードボイルドのイメージを決定付けさせた本書は歴史的に無視する事はできないので、高校生の時に購入した。

  でもまあ、ミッキー・スピレインが「売る」事を目的に書いたと言う事から考えれば、非常にエンターテイメントな作品であるとも言えるんだけどね。ちなみに、1947年(第二次世界大戦終了直後)発表という時代性もあり、共産主義者と日本人は徹底的に「悪」として描かれている。う~む、辛辣な表現が多く、日本人としては微妙。

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2007年3月15日 (木)

ゴング休刊か・・・

  私の住んでいる地域は東京から1日遅れで発売される為、今日コンビニで「週刊ゴングの表紙を見てびっくりした。

  休刊か~。週プロよりも週ゴンの方が早かったね。

  それにしても、プロレス専門誌が売れてないのはわかっていたが・・・前田大作って誰だ?そいつは一体何をしたの?とにかく、「ファイト」に続いて「ゴング」まで姿を消す。もはや、プロレス専門誌は週プロのみではないか。専門誌を買って、一週間頭の中で考えるのを楽しみにしている昭和のファンの為にも、週プロには最後の砦として発行し続けていってほしいものである。

  思い返せば、私が立ち読みを止めて週ゴンや週プロを買い始めたのは、ブルーザー・ブロディが死んだ時。大好きだったブロディの特集記事を手元に残したくて買い、それから19年間毎週買い続けてきた。

  そんな長く買い続けていた雑誌が姿を消すのは、とっても寂しい。「ミュージック・ライフ」、「FM ステーション」に続いて3度目の経験。んで、その経験上わかる事は、「休刊」だからと言っても「復刊」する事は、まず無いと言う事。ああ・・・。

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2007年2月18日 (日)

それはそれで不便だね

    昨日NHKの教育TVで「星の王子様」の特集を放送していた。

  何でも著作権切れで、現在10数冊も出版されているらしい。もちろん、1冊1冊翻訳者が違うので、使われている言葉も違うとの事。きつねが王子様と会話する場面でも、翻訳者によって「絆を作る」、「飼いならす」、「仲良しになる」、「馴染みになる」等、色々とあるらしい。

  言葉が違うと受ける印象も違ってしまうので、これでは、どの本を選べばいいか迷ってしまうな~。選択肢があるのはいい事かも知れないけれど、ありすぎるのも困り物。1社が版権所有している方が、楽っちゃあ楽だよね。

  そんな事を考えつつ、今日の午前中に職場に行くと、同僚の机の上に「星の王子様」がっ!な、何たる偶然!休日で誰もいない事をいい事に、仕事もせずに勝手に借りて読みふけってしまったのだった。(翻訳は三田誠広氏によるものだった)

  ちなみに、私の大好きなレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」も、清水俊二氏の訳から村上春樹氏の訳に替わるらしい。村上春樹氏に恨みは無いが、興味も無いので、長年慣れ親しんだ清水俊二氏の翻訳本をこれからも読み続けようっと。少々古めかしい言葉遣いでも、いわゆる翻訳調が味があっていいんだよ。

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2007年2月17日 (土)

この国にはミュージック・ライフがあった

For_2  以前も述べたが、私は40数年の歴史を誇った洋楽専門誌「ミュージック・ライフ」の、晩年の86年11月号から98年4月号まで買い続けた。そして、138冊を今も保持している。

  んで、画像の右が初めて買った86年11月号。表紙の左上のロック・ジェネレーションのためのヴィジュアル・マガジン」と言う言葉が泣かせる。んで、左が最後に買った98年4月号。

  86年11月号の表紙を見ると、「a~ha」や「マドンナ」から「イングヴェイ・マルムスティーン」まで様々なアーティスト名がある。一方、98年4月号を見ると「バーナード・バトラー」や「ジェリー・カントレル」、「ジンジャー」の名前が・・・。洋楽ファンの一部しか知らないって。これじゃ売れなくなるはずだよ。

  何でも有りの頃の「ミュージック・ライフ」を節操が無いという人もいたかも知れないけれど、初心者の入門編としては最適だったし、「ビートルズ」も「ボブ・ディラン」も「パティ・スミス」も「メタリカ」も聴く私にとっては趣味嗜好がぴったりと合った雑誌だった。まだインターネットなんてなかった時代、月に1度の「ミュージック・ライフ」が私の情報源だった。

  そんな長い歴史の中での「ミュージック・ライフ」の功は、「クィーン」、「チープ・トリック」、「ボン・ジョヴィ」等を日本に紹介すると共に、世界的大スターになる一端を担った事かな。

  逆に「ミュージック・ライフ」の罪は、本格的ギタリストだった「チャーリー・セクストン」を「チャリ坊」と呼んで、お子さまのイメージを付けちゃった事だろうな。

  ああ、それにしても懐かしき良き時代。もう1度洋楽の時代が来て欲しいけれど、主流が「HIP HOP」では無理だろうな~。何で私がそう思うかと言うと・・・あっ、だいぶ長くなっちゃったね。じゃあ、理由はまた今度と言う事で・・・。

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2007年1月28日 (日)

「泥棒のB」雑感

  以前述べた通り、87年に書店で偶然目にした本書の表紙と帯に興味を持った私は、予備知識も無いまま購入する。家に帰ってすぐさま読んだが、これがまた面白かった。

  当時、レディ・ガムシューものの先輩として、サラ・パレッキーの「ウォーショースキー」シリーズがあったが、江口寿史氏の表紙に惹かれたものの、美人で空手の達人という「いかにも」な設定に購入するのを躊躇していた私。でも本書は、女性が主人公ではあるが、必要以上に女性を感じさせない。

  優しさ、細やかさ、繊細さ、母性は感じられるが、恋愛や性描写も無く、余計なものを削ぎ落とした話の構成に、正統派ハードボイルドの流れを感じた。最初は簡単なはずだった事件が、いつしか複雑なものになっていく過程も、チャンドラーぽっくて良い。決して美人でも強くも無いキンジー・ミルホーンは、性別を超えた一人の私立探偵として楽しむ事ができたのだ。

  がっ、その次に前作の「アリバイのA」を読むと、キンジーはしっかりと恋愛をしていて、その恋愛はある理由で破局を迎えていた。なるほど、だからその反動で「泥棒のB」では恋愛に目もくれていなかったのね。この後、シリーズが進むにつれて、恋愛めいたものもあったりして、私が好きだった雰囲気から少しずつずれていってしまう。と言う訳で、私は「証拠のE」までしか読んでいない。

  そう考えると、「泥棒のB」のあの雰囲気はシリーズ中特別なもので、それに偶然出会った事は奇跡に近いと思う。でも、アメリカ私立探偵作家クラブ賞とアンソニー賞を取るだけの事はある作品。シリーズの他の作品は読まずとも、本書は読んでおいて損は無いと思うよ。

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